今週の旭山動物園【オオカミ】
いよいよ今週28日に新施設「オオカミの森」がオープン!とにかく、オオカミがすばしっこくて、ぐるぐる回っていて飽きない!そして館内にある、あべ弘士さんの壁画(オオカミ物語)は絶対見逃せませんよ!
2008.06.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭山動物園情報

いよいよ今週28日に新施設「オオカミの森」がオープン!とにかく、オオカミがすばしっこくて、ぐるぐる回っていて飽きない!そして館内にある、あべ弘士さんの壁画(オオカミ物語)は絶対見逃せませんよ!
2008.06.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭山動物園情報
旭川の中心部から旭山動物園へ向かう道、通称「動物園通り」を車で東へ走る。旭山が間近に見えてくる頃、道路沿いの左手に一軒の和食店が見えるはずだ。大正時代から続く旭川の名店、小野木。鳥料理一筋に、三代に渡り店を守り続けている。
昭和40年代、道北最大の歓楽街「さんろく街」が華やかなりし頃には街からわざわざ車を走らせ通った客も多かったという。趣きある座敷はきちんと手入れされた庭園に面しており、四季の移り変わりを眺めつつ食事と会話を楽しむことができる。
料理は鳥料理のみ。信頼のおける生産者からのみ仕入れる安全で味の良い鶏を一流の調理技術で余すところなく調理する。ランチタイムは限定20食の「特選ランチ」が内容も素晴らしく、あっという間に完売となる人気だ。さくさくの軽い衣が鳥胸肉をふんわり包む絶品の「串揚げ」は独自に調合したごま塩でいただく。開業時から作り足ししてきたたれが味を引き立てる鳥丼、和だしが決め手の茶碗蒸し、味噌汁にデザート&コーヒー付き。これで1000円は信じられないほど安い。
「特選ランチ」が完売でも残念に思うことはない。濃厚な味わいの玉子と鶏もも肉が合わさった、幸せな味の「親子丼」550円があるからだ。名物の天ぷら「千鳥揚げ」を心ゆくまで楽しめる「千鳥揚げ定食」900円もいい。夜はコース1800円から5000円まで各種。ガラではなく、丸鶏からとるスープは体のすみずみまで染みわたるほどのおいしさだ。このスープで味わう「ちり鍋」もまた良し。
鳥料理そのものがおいしいだけなら、ここまで永く愛される店にはなり得なかったように思う。つややかでふっくらしたご飯、だしの香りが薫る味噌汁、全てが家庭で味わうよりも1ランク、2ランク贅沢な味。それら全てが合わさり「小野木」ならではの味を創り上げてきた。全国的には鳥料理はさほど珍しくないかもしれない。それでもこの店を観光で旭川を訪れる人に自信を持って勧めたい。この店で食事をすればきっと旭川を好きになってくれる、そんな気がするからだ。
動物園の行き帰りの昼食の場所として観光客にも人気の高い「小野木」。「千鳥揚げ」と「新子焼き」(若鶏のもも焼き)がテイクアウトできることも覚えておきたい。「千鳥揚げ」は一人前600円。「新子焼き」が一人前650円。電話注文すれば待たずに購入できる。
鳥料理 小野木(おのき)
旭川市東旭川北1条6丁目 動物園通り
0166-36-1146
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜日・第3月曜日
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2008.06.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:焼き鳥
ホルモン焼きの本場といえば大阪。しかし大阪とは全く違うスタイルで旭川にも古くからホルモン焼きが定着し、今でも市民に愛されている。
戦前旧陸軍の第2師団があった頃、旭川には最大2万を超える兵士が駐屯していた。食べ盛りの兵士の胃袋を満たすため食肉の生産が活発、中でも養豚が盛んだった。そうした背景が旭川にはある。戦後すぐに「豚の」ホルモン焼きを提供する店が市内のあちこちに開業、安くて酒にも相性が良く、たちまち市民の味になった。
大阪のホルモン焼きとの違いは大きく2点。旭川では普通ホルモンといえば豚ホルモンのことを指す。大阪で主流の牛ホルモンを提供する店も増えてきたが、まだまだ一般的ではない。味付の主流は「塩」。たれで注文する人はごく少数だ。
現在、数ある旭川の塩ホルモン店の中でも集客力抜群の店が2店ある。一方の雄が「炭や」。もう一方が「栗の木」だ。
「炭や」は酒の友としての塩ホルモンの味を追求してきた店だ。独自に調合した塩胡椒でやや強めに味付けする。そのままでは塩辛いがビールとの相性は抜群だ。オフィス街すぐに店を構え、会社帰りのサラリーマンに絶大な支持を得ている。
一方「栗の木」が考えたのはご飯にも合う、食事目的でも利用できる味。スープをベースにしたオリジナルの「塩だれ」にうま味が凝縮、これをホルモンに絡めて七輪の炭火で焼く。まろやかな塩だれの味が若い世代に受け、今では週末には予約なしでは相当の待ち時間を覚悟しなければならないほど。家族連れも多く、子どもも喜んで食べている。郊外の飲食店でこれほど成功している店は旭川にはない。
動物園の人気が高まるにつれ、両店ともに観光客の姿も多く目にするようになった。街中のホテルで宿泊してビールで一杯なら「炭や」へ。一人2000円程度でOK。レンタカーが利用でき、食事目的なら「栗の木」へ。こちらは一人2500円程度で満腹になる。
炭や
旭川市五条通8丁目右3
0166-26-4303
営業時間:17:00~23:00
定休日:無休
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塩ホルモン 栗の木
旭川市末広4条3丁目5-12
0166-54-4429
営業時間:17:00~翌1:00
定休日:火曜日
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:ホルモン
JR旭川駅から出てすぐ左手に、北に向かって伸びる通年の歩行者天国「買物公園」が見える。ここ数年、老舗の商店が次々に姿を消し、今では若者向きの飲食店が軒を連ねている。往時の勢いはないが徐々に活気が戻っている、そんな感じがする。
「べんけい」は4年前に買物公園に移転し、再オープンしたしゃぶしゃぶ店。開業して23年、ラムしゃぶ一筋でやってきた。ブラウン基調の店内は柔らかな光に包まれ、居心地が良い。肌寒い旭川の夜もこの店ならいつも暖かだ。
この店の看板は「ラムしゃぶ」。そう、ジンギスカン料理にも使われる羊肉だ。日常で牛肉を食べるという習慣があまりない北海道。今でも牛肉はめったに食べない高級な肉というイメージがある。牛肉のしゃぶしゃぶやすき焼きはほとんど見られず、しゃぶしゃぶはラムか豚、すき焼きは豚か鶏が一般的なのだ。
この店は「たれが旨い」と評判。薄くスライスされた鮮度の良いラム肉を、鍋の中で軽く火に通してはやや甘みのあるたれにつけ、食べる。ラム特有のほのかに甘みのある味わいが広がり、いつまでも飽きのこないおいしさ。鍋の中で脂が落とされるから予想以上にたくさん食べられる。
野菜はもやし、玉ねぎなど。最後にラムのうま味が溶け込んだスープにラーメンを入れて食べるのがこの店のスタイルだ。ラム肉一人前と野菜盛り合わせ、ミニおにぎり、漬物、ラーメンがセットで1,300円。90分食べ放題なら一人2100円ととってもリーズナブル。
味付けジンギスカン、塩ホルモンと並び北海道の風土が産んだオリジナル料理「ラムしゃぶ」。話のタネにも食べてみてはどうだろう。そうしてラムしゃぶファンになった人を、私は多く知っている。
しゃぶしゃぶ べんけい
旭川市四条通8丁目
0166-23-9383
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:その他
「豪快」この言葉がしっくりする店。店内は決して今風ではないが、席に着いて数分もすればそれもこの店の味のひとつだと思えてくるから不思議だ。くれぐれもこの店に繊細さを求めてはいけない。「腹いっぱい食べて行って」そうした店側の思いを感じてほしい。刺身や焼魚などあらゆる料理全てが豪快。客に「得した気分」を充分に感じさせてくれる。
この店の料理のコンセプトは「北海道の食材を和風、洋風、中華風さまざまに、大胆に調理して大盛りで出す」。看板料理の一つ「かき貝の味噌風味焼き」は大ぶりのかき貝を殻ごと、こってりした味噌と生クリームのソースを入れて焼き上げたもの。これが日本酒やワインに見事に合う。これは必食。
遅い時間は酔客も多く、子ども連れで行くような店ではない。夫婦2人の旅で生ものがやや苦手、和食一辺倒より洋風の料理も食べたい、ラフな服装で行ける店を探している、そんなシチュエーションの場合は最適な店だと思う。あとは低予算で腹いっぱい北海道の幸を食べたい、そんな時もおすすめだ。
料理長は中華料理店での経歴が長く、この店の中華は居酒屋で出るレベルではない。旅先で中華?という方はこの店のあんかけ焼きそばを食べてから言うべし!
北の創作料理 貴あじ
旭川市四条通6
0166-23-3666
営業時間:17:00~02:00(日曜日は17:00~0:00まで)
定休日:不定休
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:居酒屋
メディアなどの露出は少なめだが、大舟と並ぶ旭川の「看板」と言っても反論は少ないだろう。どんな季節にも安心して旅行者に勧められる店だ。間違ったものはまず出ることがない。地元の人はやや敷居の高い大舟よりもこちらが好き、という人も多いようだ。会社帰りの地元の客に一見それと分かる観光客が混じり、老若男女いろいろな客層で毎日店は大忙しだ。年末や春の宴会シーズンには旭川でも有数の「予約が取れない店」である。
居酒屋の気ままさと、割烹の高い調理技術を兼ね備えた店。それが暮四季の良さだ。座敷席は趣きのある和室。カウンター席も風情があり、中で忙しく調理をしている板前さんたちを見ながらグラスを傾け、料理を待つのが楽しい。
この店の「刺身の盛り合わせ」は格別のおいしさだ。季節によって内容は変わるが、日本酒と刺身盛りだけでも充分幸せな気分にさせてくれる。本まぐろの中とろ、つぶ貝、帆立、鮭のルイベ…「北海道」が凝縮した盛り合わせだ。すこし奮発して多めに頼みたい。春の山菜「たらのめ」や北海道の味覚アスパラガスなど魚以外も料理が豊富。「道産牛のサーロインステーキ」などそんじょそこらのレストランより美味、という声もある。
旅先の一度の食事で、心に残る経験をしたい。そんな思いを見事にかなえてくれそう。心配は無事入店できるか、その事だけだ。
暮四季(くらしき)
旭川市3条通6丁目右6号
0166-25-0588
営業時間:17:30~24:00
定休日:日曜
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:居酒屋
旅行先で、夜ふらりと一杯。そんな気分になることも多い。そんな時におすすめのこじんまりした居酒屋だ。夜遅くまで営業している店だがベテランの店長の腕はなかなかのもの。刺身、焼物など低価格ながらチェーン系の居酒屋とはひと味違う。店長の特技はそば打ち。生産量全国一、質も高い評価を受けている幌加内町(店長の出身地)産のそば粉で打ったそばを味わえる(数量限定)のもこの店の魅力の一つだ。
旭川のラーメンは濃厚かつ量が多く、おまけに塩分が強いので、お酒を飲んだ後に食べるのは(35歳以上の方には特に)あまりおすすめできない。その点そばなら大丈夫。新そばの時期(秋ごろ)に旭川に訪れた時にはぜひ。
THE四季(ざ・しき)
旭川市四条通6 丸善ビル 2F
0166-20-1020
営業時間:[月~土] 18:00~翌3:00 [日・祝] 18:00~24:00
定休日:不定休
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:居酒屋
日本海、オホーツク海、太平洋と3つの海に囲まれ、ロシアとの交流も盛んだった北海道は多種多様の海産物に恵まれている。その北海道で開拓期から戦前まで最大の軍都として隆盛を誇っていたのが旭川。当時の旭川は一大消費地であるとともに物流の拠点でもあったのだ。各地の港で水揚げされた魚は一度旭川に集まり、市場で取引され各市町村へ。新鮮かつ魚種が豊富という条件がそろっていたために寿司屋さんも軒を連ね、さんろく街には今でもその面影が残っている。
そんな旭川の歴史を体感できる店、それが大舟だ。ネタケースには北海道の最高ランクの魚介類がずらり勢揃いし、魚好きにはたまらない楽しさだ。えび、かに、うに、きんき、ほっけなどどの季節のどの時間帯に来店しても外れがない店。地元の人が道外からのお客さんを安心して案内できると定評がある。その証が、壁面を埋め尽くす著名人のサイン色紙なのだ。
初めての方はコースがあるのでこちらがおすすめ。一人5000円で刺身盛り合わせ、鮭はらす焼(滴る脂が旨い)、鮭親子丼、かに汁などが登場し、質・量ともに満足度は高い。6000円コースなら毛がに姿盛り、本ししゃも、うにいくら丼など内容がグレードアップする。お金に余裕があるなら一品料理をお好みで。店員さんに「今日のおすすめは?」と尋ねてみよう。親切丁寧にその時期の北海道の「旬」を勧めてくれるはずだ。
大舟というと地元の人には「高い店」という印象がある。確かに安くはないが、魚には身の締り、脂の乗り具合などによってグレードがある。旭川で味わえる最高グレードの魚を信頼の置けるルートから仕入れて常時揃え、提供する店がほかにいくつあるだろう。もし同じ内容で提供する店が他にあっても、この店の価格をはるかに超えてしまうはずだ。そう考えるとこの店のお得感が理解できるだろう。信頼を裏切らない、それは良店と呼ばれるには必要不可欠なのだ。
お座敷居酒屋 大舟
北海道旭川市三条通6丁目右6
0166-22-2295
営業時間:16:00~00:00(日・祝日は16:00~22:00まで。L.O.閉店30分前)
定休日:第1・第3月曜日
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2008.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭川グルメ:居酒屋
旭山動物園には飼育員さん手作りのPOP(説明書き)がいろいろな施設に掲示されていて、全ておもしろいものばかりですが、イチオシがエゾシカ6頭の名前の由来が書かれたPOP。
ちなみに「清野(シカの名前です)」の由来は「顔が小学時代の友達『清野君』に似ていたから」だそうです。
2008.06.02 | Comments(0) | Trackback(0) | 旭山動物園情報
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